作者:中森白狼(SHIRO_DATURA_NAKAMORI)
■概要
プレイヤーには今、軽い悩み事があります。決して深刻ではないのですが、それをSNSに投稿します。
見知らぬ他人から、あなたの悩み事にいてのアドバイスがあります。
そのアドバイスをみた別の人からもおせっかいなアドバイスがありますが、その人には最初の悩み事は見えません。
そうやって無責任なアドバイスを繰り返して楽しむポエムです。
■人数
4~10人
■用具
・大きめの付箋紙(ポストイット)
※できれば人数分のカラーバリエーションがあると可。1色でもOK。
・筆記用具
■プレイ
0.各人は自分の色の付箋紙(色のバリエーションがなければ一色でも可)と筆記用具を用意します。プレイ時間を設定します。初めて遊ぶ場合は、参加人数×3~5分が適当でしょう。
1.最初のターンが開始されたら、付箋紙に、自分が抱えている軽い悩み事を書きます。最後には、自分の名前を書きます。このとき、付箋紙の端まで文字を書かないように気をつけましょう。また悩み事は、3行以内で終わる簡単なものにしてください。
例)
・僕には恋人ができません。どうしたらいいでしょうか? 一姫二太郎
・明日、試験なのに全然勉強できてない。どうしたらいい? メリー・ジェーン
・スマホをトイレに落として電源が入らない。だれか直し方を教えて。 スティーブ・J
・宇宙の端っこはどうなってるんだ? これを考え出すと夜も眠れない。助けてくれ! ガガー・リン
2.付箋紙に悩み事を書いたら、テーブルの中央に表を向けて提出します(最初のターン終わり)。
3.次のターンが始まったら、テーブルの中央にある自分の悩み事以外が書かれた付箋紙を選び手元に置きます。このとき、色のバリエーションがあると、選ぶときに簡単に自分の悩み事かどうかを見極めることができます。
4.受け取った付箋紙の内容を確認したら、自分の付箋紙にその悩み事についてのアドバイスを書きます。始まりは、悩み事を書いた○○さんへのアドバイスだとわかるように、@○○と書きます。そして最後には、自分の署名を書きます。このとき、元の悩み事に書かれているキーワードを使ってはいけません。
例)
「僕には恋人ができません。どうしたらいいでしょうか? 一姫二太郎」→「@一姫二太郎 私の占いによると今年中にあなたの願いは叶うと出てるわ。 アマンダ・D」
5.アドバイスを書いた付箋紙を悩み事の書いてある付箋紙の上に貼ります。正確に四隅を合わせる必要はありませんが、下の文章が読めないように丁寧に貼りましょう。
6.その重なった付箋紙を、テーブルの中央に提出します(2番目のターン終わり)
7.以下同様に、付箋紙の束を拾ってきては、アドバイスを書いた付箋紙をどんどん上に貼り付けていきます。このとき、気をつけなくてならないのは、自分の悩み事から端を発した付箋紙の束にはアドバイスをしてはいけないということです。
例)
「@一姫二太郎 私の占いによると今年中にあなたの願いは叶うと出てるわ。 アマンダ・D」→「@一姫二太郎 よかったじゃないか一姫二太郎。でも残念なことに、君の命は明日尽きると俺の預言書には書いてあるぜ。 ノストラダムス十三世」
8.偶然にも手を伸ばした付箋紙の束が、自分の悩み事へのアドバイスの束だった場合は、それにはアドバイスをせず、新たな付箋紙に悩み事を書くことができます。
9.こうして決められた時間が来たら、プレイを終了します。その時になって初めて、自分へのアドバイスを受け取り、それらのアドバイスを読むことができます。
※PDFファイルは→こらち
※TEXTファイルは→こちら