『良寛』— サイトウ@静養中 (@saitom11) 2016年4月4日
愛読書に「おれがの(私のもの)」と書いて下さい。その本を人に貸して下さい。貸した人にはまた別の人に本を貸すよう頼んでください。貸す際に本の持ち主が誰であるかを伝えるよう頼んで下さい。これを繰り返して、本ができるだけ多くの人を回るようにして下さい #1ツイートTRPG
作者コメント) このゲームは良寛という江戸時代の僧侶のエピソードをもとに作っています。作者が子どものころに聞いた話です。作者は一次資料に直接当たっておらず、エピソードの真偽についてはわかりません。
以下は作者が聞いた良寛のエピソードです。
良寛は自分が気に入ったものには「おれがの(私のもの)」と書いたそうです。
自分の名前でなく「おれがの」と書いたのは以下のような理由があったそうです。
自分が今持っているものも「天下の回りもの」に過ぎず、いつかほかの人に回っていくだろう。だから、誰が持ってもいいように「おれがの」と書くのだ、と。
解良栄重筆 良寛禅師奇話人から借りたものでも、良寛が気に入れば、勝手に「おれがの」と書いたとも聞きました。
(齋藤路恵)
※PDFファイルは→こちら
※TEXTファイルは→こちら